2016年9月2日金曜日

旅に必要なのは「常に整理・整頓・清掃」です

私どもの設営は簡単に済んでしまったのですが、おじさん夫婦のほうはかなり待っても準備ができません。後で聞いた話によると、道具が沢山有りすぎていつも探しまわらなければならないのだそうです。
うーんそれは私たちがキャンプをやり始めた当時の状態と酷似しています。今でこそ道具は厳選されてシンプイズベストのスタイルになりましたが、このスタイルになるまでウン十年の月日を重ねてきた結果に他なりません。
「じゃあ、寝る時なんかもっと大変でしょう」と聞くと「そうなのよ、寝る場所を確保するに一苦労するのよ」と奥さんが応えます。これは決して笑い事ではありません。一番最初に約1週間ほどの北海道旅行に出かけた時にはまさしくその状態であったのです。
大型テントに大型の自立型タープ、ガス炊飯器、ホンダの発電機等々と家財道具一式を詰め込んみ、それに親子5人ですから、まさにギュウギュウ詰めの状態であります。
それでキャンプ場に着けば毎回大型テント・タープを組み立てご飯を炊き、味噌汁をつくりと今考えれば信じられないほどの労働量です。それでその場所に数日間いるのであれば納得できますが、夜が明けるかどうかの時に、朝食を摂って、すべての住居を取り払い撤収であります。
それで夕方に別の目的地に着けば再び設営であります。本当にバカでしたけれども、若くてパワーもあったなと我ながら感心してしまいます。

現在は基本的に足を伸ばしてゆるゆると寝られることが一番重要なことだと考えています。その為に外に荷物を出すということもやりません。寝る時も全部の荷物が車の中に収まるということも重視しています。目覚めたらすぐに動き出せる状態に常にして置くというのが鉄則になっています。
基本車の中はスカスカの状態にしておくという主義です。とは云っても着替えやら簡単な炊事道具やらで、荷物自体は結構な量になってしまいますけど。

だからこそ、出てくる時の準備で悩んだのは椅子とテーブルなのであります。

また重要なのは製造業ではないのですけれども、「常に整理・整頓・清掃」なのであります。私が運転している時には妻が後ろの座席で荷物等の整理・整頓・清掃をやります。もう次にやることがわかるわけですから、それに備えておくわけであります。こういう時も荷物が少ないとすぐに終わってしまって観光に専念できます合理的なわけであります。

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