2016年6月3日金曜日

素晴らしい日本をタビしたいんだけなんだ

今朝も順調に丑三つ時あたりにノロノロと起きだしたのですが、結構寒さを感じてしまって、面倒くさがりの私でも、さすがにTシャツ一枚では心もとなくて納戸にいって長袖のYシャツを引っ張りだして羽織りました。

昼の間、いくら暑くても朝晩が涼しければかなり楽なのですが、たとえ昼の時間帯に灼熱地獄であったとしても日が落ちれば涼しくなれば結構耐えられるものなのですが、ここ市川ときたら昼の暑さがそのまんま夜にも持ち込まれてしまうのは敵わないものがあります。

先日車のエアコンを一年ぶりに修理した話を書きましたが、そのエアコン壊れたのが昨年のお盆に休みに入る一日前でありました。場所は境港のちょっと手前だったと記憶しております。休み前ということで修理を断念してそのまま旅というか、放浪というか、場所を移動しての湯治というか、ま、基本的にはいい加減な私の日常を山陰もしくは中国地方にまで持ち込んだだけのことなのでありますけれども。
残す日程はあと3日だったか4日ほどであったのですけれども、エアコンのない車での旅はさぞ灼熱地獄との闘いになるだろうと覚悟をきめていたのですが、四方八方の窓を開け放して走れば風も結構はいってきてそれほど不快でもなかったのであります。
ただ周囲の車がビシっと窓を閉めきって涼しそうに走っているのをみると、結構恥ずかしいものがあるにはありました。特に交差点なんかで信号待ちしている時などは周囲から怪訝な光線を必要以上に浴びせられているような気がしてなりませんでした。それでも半日ほども走っていますとまったく気にならなくなってしまうものであります。

以前は、といいましてもウン十年も前のことでありますが、お盆を境にして狂ったような暑さは急速にその勢いを弱めていきまして、心なしか秋色の風が時折りそっと吹いてきたり、ひぐらしが哀愁をおびて鳴きはじめて過ぎ去る夏を惜しんだような気もします。
近年はお盆が過ぎてもいったいいつになったら涼しくなるんだろう、もしかして永遠に涼しい地上はこないのかも知れないと思ってしまうほどアジイ世界になってしまいましたけれども。
山陰もしくは中国地方の気候がそうなのか、たまたま昨年だけの話であったのかは判然としないのでありますが、旅に出る前に比べればお盆休みに入り格段に涼しくなってきました。なんといっても朝晩が涼しく感じられ車中泊でも熟睡できたのでありました。
エアコンが壊れる前はなんとなく萩を目指していたのですが、修理屋さんですったもんだしたりで時間を結構使ってしまったので、行っていけない距離でもなかったのですが、別段走り屋のユキオの真似をする必要もなかろうと最終は出雲大社あたりにとどめ、松江あたりをウロチョロして必要以上に暑いだろうと思われる太平洋側を避けて元来た日本海側をヨタヨタと家路についたわけであります。

エアコンの修理もしたし、さて今年はどこらあたりをうろつこうかと考えているのであります。北海道・東北・北陸・近畿・四国あたりを一応通り抜けたことにはなっているので、さていよいよ九州あたりにと思っていた矢先に、熊本地震でありました。別に車中泊で日本一周したからといっても別段とうってことないのですが、やはり心残りはありますけども、こればっかしはその機会が巡ってくることをじっくりと待つことにしました。

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