2016年4月18日月曜日

八重桜と夏みかん

ここのところ、ぐうーんと気温があがってきました。特に今朝は室温が23℃もあり自分でも驚いてしまっています。昨日も一日中熊本の地震の様子をテレビでみていた。まだ避難所に入れない人もいるとか、食べ物や飲水が極端に不足しているという。気象庁は「今後の地震活動の展開は予測できない」というではないですか。心が痛い。

昨日の夕方、テーブルの上に見慣れない花が飾ってあった。「なにこれ?どうしたの?」と聞いたら八重桜の花がたくさん落ちていたの拾ってきたとのこと。「え?八重桜なんてどこにあった」「ほら、国分寺の隣のお寺さんの境内」ああ、そういえばあのお寺には数本の八重桜の古木があったのを思い出した。昨日今日と結構強い風が吹きまくっていたので、花本人はまだその木で咲いていたかったのだろうけれども、強制的に振り落とされてしまったのでしょう。
八重桜の花は大きな塊でボトンボトンと落ちてくることを知らされた。それを10個ほど集めて透明な硝子の器で飾れば、なんだか新種の花のように見えてしまう。
「それから、普通の桜の枝も落ちていたので拾ってきた、花はすぐに散ってしまうだろうけど」
で、最後の決めゼリフは
「夏みかんも落ちていたので、ついでに・・・・・・」「ひえーーー・・・・・」

夜が明けても、気温は上がり続けている。息子は本日より2泊3日のキャンプ旅行にでかけると云ってバイクに荷物を積み始めている。そうか、もうそんな季節になっているのかとあらためて季節の変わりの速さを実感する。彼のキャンプは本格的にテントを貼って野宿するやつである。私の場合は超軟弱でここ十年ほどはテントなど貼ったことがないので少々怖気づく。
若い時のキャンプは雨に祟られても、それはそれなりに楽しい思い出となるから不思議なものである。
こんな事を書いていたら、若い時に土砂降りの雨に降られてしまって廃屋の中にテントを貼って一晩過ごした時のことを思い出した。ここでは詳しく書かないけれども、それはそれはとても怖い思いをしたことを思い出す。あれ以来決して廃屋には近寄らなくなったのだ。別に幽霊をみたとかという話ではないのだが、後にも先にもあれほどの恐怖を味わったことはない。


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