2009年5月23日土曜日

番外編 木賊温泉


四拍手目は、隊長がつけました。
駐車場~温泉場まわりの道のりショーは、
他にはないですよ。七入オートHPにどうでしょうか。・・・

というコメントを怪しい面々隊の隊長からいただいたので本家の尾瀬 桧枝岐村七入オートキャンプ場のHPに以下の記事を追加しておきました。



カーナビに住所を入れる場合は平野物産さんの住所を入れてください。
有限会社 平野物産店  〒967-0345 福島県南会津郡南会津町宮里字板橋1936
TEL0241-78-2532 FAX0241-78-2132

より大きな地図で 木賊温泉 を表示

 木賊温泉(とくさ)と聞いただけで、すぐに家をでて現地に向かいたくなります。あまり人には教えたくない場所なのですが、近年テレビの旅番組や旅行雑誌にたびたび紹介されるようになり、休日ともなれば小さな湯船に大勢の人が詰めかけて溢れるような状況を目にすることも多くなりました。

 東北道那須塩原ICからこられる場合は途中に木賊(とくさ)温泉があります。その前に湯ノ花温泉というのもありますが、ここはあえてパスします。

 上の地図を見ますと、木賊温泉共同浴場を認めることができますが、一般に木賊温泉と呼ばれているところは温泉マークに木賊温泉と標示されているところであります。河原にある木賊温泉は環境保護の意味からもシャンプー・石けんは使うことができません。どうしても汚れを落としたい方は手前にある木賊温泉共同浴場広瀬の湯をご利用ください。この温泉の料金も確か格安だったと思います。300円ですね。

 木賊温泉は河原近くにお湯が湧いてきます。しかも湯温が46℃もあるのです。これがまたたまらなくいいのです。最初はあまりに熱いので足だけをちょっと入れて温度に慣れてからじょじょに体を沈めていきます。最初に入った時に感じたことは「これはキクーです。」なんに効くのか解りませんがとにかくキクのです。

 平野物産店さんのご厚意で使わせていただいている駐車場から温泉までトボトボと80段ほどの階段を河原を目指して下りていきます。行きはヨイヨイ帰りは恐いを地でいくようなものです。46℃の温泉で「これはキクー!」なんていいながら暢気に湯に浸ること45分32秒なんて具合になりますと、下ってきたものは必ず登らなければいけません。世の中下り放しでOKなんて都合のいいことはありません。この登り80段ほどの階段が湯上がりでヘロヘロになった身には違った意味で「キクー!」んですね。これを一日3回ほど繰り返せば体力づくりには最高だと思いますよ。

 「ひえーアジィアジィ」状態のなかでソーット体を沈めていると、湯船の中を歩き回る奴がいるんです。「こらー!波風を立てるんじゃない。動き回らんでくれ!お願い静かに入ってくれ頼むよ」なんて状態になります。ま、これも楽しい状態ですけれどもね。

 なにせ湯温が46℃ですから、3分ほど入ったら湯船に腰掛けて体を冷まし、また3分ほど入ったらというインターバルで入るのが好きなのですが、初めての方はあまり長湯をしてはいけません。湯あたりしてしまって一日中ゲンナリしてしまっている人を4人ほど知っていますので。

 男女混浴なので女の方は水着かバスタオルが必要です。もっとも中には度胸のある方もおりまして、すっぽんぽんで入ってくるかたもたまにいます。これにはかなり激しくタジロギそしてアセリます。この30年ほどで3回ほどそういう場面に遭遇しております。男なんてのは案外度胸がなくて、こそこそと逃げるようにして上がってきてしまったりするものであります。

 あ、そうそう女の人のために脱衣場がが用意されています。それで湯船は2つありまして、奥の比較すれば広いほうが熱いです。下から時々ブクブクというように気泡があがってきたりします。手前の湯船は比較的ぬるくて適温かもしれません。

 これまで何度か台風の増水によって流されるという憂き目に遭っているということも聞かされました。湯船の上に寄付を個人の方々や団体の名前が張り出されています。頭が下がる思いであります。

 料金は200円です。入り口のところに料金箱がぶら下がっていますので入れてください。その他維持管理のために寄付をお願いしています。多少多めに入れていただければと思いますが、入れなくても誰も文句はいいません。こういう名湯は少しでも残しておきたいので私はいつも・・・いやたまには寄付しています。

それから湯上がりのジュースやおみやげは駐車場を無料開放してくださっている平野物産店さんでお願いしますよ。(笑い)

以下は平野物産店さんのホームページより抜粋しました。

木賊は「とくさ」と読み、この呼び名は、地上の植物としては、最も古いものの一つである木賊の群生地があったことから生まれ、今から一千年前の平安時代の頃に発見されたと伝えられています。西根川沿いの露天風呂で、神経痛、リューマチなどに効能があります。

木賊温泉ご利用の際は当店の駐車場をお使い下さい。


「木賊」呼び名は何からきているのか不思議でありました。木賊とは植物の名前なんですね。ググってみればたくさんの解説ページが出てきます。

 さて木賊温泉から上がったら林道を通って檜枝岐村を目指すという手もあります。元来た国道352号に戻っても大体距離も時間も同じ30分ぐらいです。そのまま道を登って行きますと斜め右に行く道路がありますから、そのまま走れば桧枝岐村の入り口あたりに着きます。なかなか良い景色ですからのんびりと走りましょう。

 たまには寄り道をして見ましょう。斜め右に入ると林道がありますと書きましたが、そうせずに道なりに左カーブを走ります。そうしますと左側にシルクバレーキャンプ場が見えてきます。なかなかヨサゲなキャンプ場ですが、皆さんは浮気をしてはいけません。ま、たまにはいいか。それを過ぎてどんどんと走りますと小さな集落が現れます。その集落を過ぎると行き止まりとなります。

 狭い道ですからスピードを下げて、左側に注意して走りますと名前は忘れてしまいましたが、豆腐屋さんがあります。そこの豆腐は凄いです。大きくて固いのです。これでもかというぐらいに大豆を使っていて食べ応えがありますから一度試してみてください。名前を忘れたといってもこの木賊も、橘・星・平野ぐらいしかないのであまり関係ないですね。そこの店主に聞いた話ですけれども、元々は檜枝岐に住んでいたのが別れてこの集落をつくったようであります。

2009年5月20日初稿  森のぽー

木賊、これが!2009/05/14 (Thu)


また怪しい面々隊の留三郎隊長のブログに適切な木賊の紹介があったので以下に転載します。

尾瀬 奥会津 檜枝岐村七入オートキャンプ場 木賊

桧枝岐に来る途中、木賊温泉共同風呂がある。国道352号で檜枝岐方面へ向かい木賊温泉の標識を左折、しばらく行くと木賊温泉の集落があります。西根川のほとりにある露天風呂は釣り人やライダーの間でも人気の高い温泉です。

 誰もいない、のんびりと温泉につかりに行く、それも真夜中慣例になりつつ贅沢な遊びである。桧枝岐からは、見通り林道経由で約30分。

 七入オートキャンプ場の周りにも、ゆっくり歩けば見つけられますよ。その姿のおもしろさから、よくガーデニングショップにも栽培され売られています。これを、見るといつも「桧枝岐」を思い出します。

 木賊(トクサ)温泉の由来ともなっています。トクサとは、山野に自生する植物の名前だ。常緑のシダ植物。山中の湿地に自生し、全面”茎”という感じ。茎は直立し節が目立つ。
この茎は珪酸質を含み、表面にこまかい突起があり、細工物を磨くのに使われ
、 名前は”砥石になる草”、”砥ぐ草”にも由来している。

2009年5月14日初稿 怪しい面々隊隊長留三郎

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