2009年2月11日水曜日

奇跡のリンゴ


散歩ついでに近くの本屋さんへ、そこで目にとまったのが、奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録まだ数ページ読んだだけど、面白い。ものすごく面白い。
それだけです。

カスタマーレビューから

冗談抜きでこれまで読んだ本の中で最高, 2008/11/24
By のらにゃんこ - レビューをすべて見る
感動した。NHKの番組で取り上げられたことのある人だなぁ位の予備知識しかなく、何気なく読み出したら途中で止められずに一気に読み終えてしまった。大げさに聞こえるかも知れないが、読む前と読了後では人間が一回り、いやもう少し大きくなった気がする。この人がやったことは、単に無農薬のリンゴを育てただけではなく、”地球に生きている生命は全てお互いを必要としている”、という真理を明らかにしたことではないだろうか。この本を読むことにより、人類が築き上げてきた文明(わかりやすく言えば、先進国における便利な生活)が、根本部分で過っていることに改めて気付かされた。大変な苦労(自殺も考えたそうであるが、”お互いを必要とする自然”に引き留められた)の後に、無農薬リンゴを育てながら、生きてゆく、生きさせていただく、真理にたどり着いた木村さん。直に会ったことはないが、この本を通してすごく身近に感じられる。読了後より、ちょこっと悩んだ時、”そりゃちょっとちがうんでねぇか”、”うんだ、その通りだ”、津軽弁で木村さんが語りかけてくれるように思えるようになった。これからの人生で困難に遭遇した時、木村さんだったらどうするだろうか、と常に自問することになるだろう。読了後のすがすがしさといい冗談抜きで最高の本である。

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