2008年11月6日木曜日

へとへとに疲れた本当の理由

尾瀬檜枝岐村七入オートキャンプ場「2Dayパスポート券」表

 上の券は2日間檜枝岐村の3つの温泉が入り放題で1350円なる「2Dayパスポート券」なのであります。これまで一度も気づくことが無かったのですが、この「2Dayパスポート券」のポスターが炊事棟に張り出されているのに初めて気がついたのです。
 キャンプとはいえども私の場合は湯治に近いものがありますから、一日に少なくても1回は温泉に入ります。時間と財政が許せば2回から3回は入りたいものであります。檜枝岐村には合計3箇所の日帰り温泉があります。一番人気は燧の湯でしょうか、入浴料が600円であります。次が駒ノ湯であります、入浴料が500円となっております。次が問題のアルザの森という温水プールに併設された共同浴場であります。何が問題かといいますとその入浴料850円であります。いくら温泉好きの私でも850円の入浴料では敬遠してしまいます。
 このアルザの森には子供達が小学生の頃にプール遊びをやらせたついでに2度ほど入ったことがありましたが、それ以降は敬遠していたのです。
 しかし今回「2Dayパスポート券」を手にいれましたので、入らない手はありません。今回何十年かぶりに入ってみて、湯船が全部露天であったことに気づかされました。これがまた最高のロケーションなのであります。紅葉が一望にできてジャグジーや寝湯それに打たせ湯があります。入浴料850円の障害さえ取り除かれれば毎日でも良い温泉でありました。

尾瀬檜枝岐村七入オートキャンプ場「2Dayパスポート券」裏

 根が貧乏性の私は当然この2日間は朝の6時から夕方まで温泉三昧の生活を続けました。一日3回から4回入ったのであります。その他に民族歴史館も無料だったし、ミニ尾瀬公園も無料だったので、当然見学をしました。
 その結果翌31日にはヘロヘロに疲れてしまったのであります。翌朝起き上がる気力もありませんでした。ま、そのぶん大満足であったわけでありますけれども。

 裏面に書かれている利用できる施設を丹念に利用したらもっともっとヘロヘロになりますね。朝一番午前6時に燧の湯に入った後に朝食を取りレンタサイクルを借りてテニスコートに行き、温水プールで一泳ぎして、自転車で歴史民族資料館に寄り、隣の駒ノ湯に入り、裁ち蕎麦を昼食にして、ミニ尾瀬公園に向かい写真館となんとか館を見学した後に、ミニ尾瀬公園を散策し、燧の湯で仕上げるなんてことを2日間やったら、すごいエネルギーの消費と体力作りになると思いますね。
 なんでこんな凄いことを最初から教えてくれなかったのかな管理人の星さん>これもキャンプ場を利用するひとつの手段でありますね。もっともっと提案しても良さそうな気がしました。

 因みに「2Dayパスポート券」は檜枝岐村の民宿及びキャンプ場を利用した人にしか販売しないようであります。民宿宿泊者の場合は1200円でキャンプ場利用者の場合は1350円となっております。
 これ村の宣伝不足もあって、あまり利用している人はいないようです。なぜかといいますとそれぞれの温泉の受付で「この券利用している方は多いですか?」って聞いたのであります。全員が全員、とても珍しいですと言われてしまいました。企画はするけれども営業努力と結果を見ないお役所仕事の典型ですね。

 どーーーん (自分の胸を勢いよく叩いた音)

よろしい、こうなったら私が宣伝普及してあげましょう。

尾瀬檜枝岐村七入オートキャンプ場

尾瀬檜枝岐村七入オートキャンプ場の炊事棟で自の圧力鍋を使う
 自慢のプロパンガス5Kgボンベとガス炊飯器の燃焼部分と3.5リットルのフィスラー製の圧力鍋であります。これまでカセットボンベを利用していましたが、本格的な料理に挑むとなると、案外不経済であることが判明しました。それに気温が低下するとガスが発生しにくくなることもわかってきたのであります。それならばと15000円でプロパンガス5Kgボンベを購入したので3ありました。
 奥に見えるAmazonの段ボール結構大きいやつだけど何を購入したときのやつかすっかり失念してしまっております。Amazonは結構便利なので最近は書籍以外にも結構利用するようになってしまって、すっかりAmazonに嵌められてしまったかなと思っています。
尾瀬檜枝岐村七入オートキャンプ場付近のカラ松林
 朱に染まった美しさはないけれど、カラ松の紅葉もいいものです。七入山荘の脇にはかなり大きなカラ松林があり、風に吹かれて黄色な針のような葉っぱがキラキラ舞い降りてきます。時に熊笹も風に吹かれてザワザワと声をあげて、山の木々が互いに会話を交わしているような気がします。

尾瀬檜枝岐村七入オートキャンプ場付近のカラ松林
 こいつらと同じ空気を吸って、同じように呼吸していることにたまらない幸福を感じていた。
尾瀬檜枝岐村七入オートキャンプ場付近のカラ松林
 秋も終わりの気配が濃厚な山の小径を夢中になって彷徨い歩いたのだ。カサコソと枯葉が舞い白樺がしきりに存在を示していた。
尾瀬檜枝岐村七入オートキャンプ場付近の白樺林

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